6年生が巣立つまでに

2023フジパンカップ(第54回九州U-12サッカー大会鹿児島県予選)
1日目:1月22日(日)
日置市吹上人工芝サッカー場
vs かいもん
1-7 負け

偶然にもおよそ半年前、同会場で県ちびっこサッカー選手権大会の初戦を戦いました。
強豪相手に手も足も出ず完敗、その後、夏の強化へと突入。
強化といえど、それはあくまでこの少年団の尺度でのこと。
県内の強豪チームは比較するのもおこがましいほどの密度、強度で強化を行っています。
うちの強化なんて、強豪チームのそれと比べたら移動距離だって活動時間だって半分にも満たない。
そんな中で選手たちはギリギリの人数で必死に走り、自分たちにやれることを見つけ、自分たちなりに成長したと感じたところです。

夏を乗り越えたあともたくさんの試合を経験し、そのほとんどの内容に肩を落としながらも選手たちと頑張ってきました。
父兄からのサポートもたくさんいただきました。

そうして迎えた6年生の集大成であるフジパンカップでしたが、結果は前述の通り。
限られた強化なんて意味がなかったのかーー?
決してそんなことはなかったと言えます。
ゴールされたボールをセンターマークに運ぶときも下を向くこともなく、最後まで戦ってくれました。
スコアだけ見ると大敗ですし、悔しくないと言えばもちろん嘘になりますが、胸を張って帰れる試合でした。

さて、6年生に残された試合は残りわずか。
この時期はどうしても新チームに重きを置きがちですが、一つでも多くのことを6年生に残してあげたいですね。